先日、組込んだスリッパークラッチをテストする為、8月14日にオートポリスへ行ってきました。
弟のXJR1200は最近1314ccにボアアップ&カム交換を行なったのですが、エンジン不調のようです。
キャブレターをオーバーホールしテストの為に、私のXJRと共に持って来ました。
弟は用事で来れないので、当店お客様の若手ライダーに乗ってもらいます。
弟のXJR・・・外装は'03ですが、本当は'96XJR1200
走行を待つ私のXJR
14年落ちの'94XJR1200です・・・近々リニュアルを検討中!
本題に戻りスリッパークラッチのインプレ開始!
AM9:00 2輪車のスポーツ走行が開始されコースイン!
ゆっくりしたペースで1周回り、アクセル全開でホームストレートを駆け抜けます。
1コーナー手前200m地点でブレーキングを開始。
今までならアクセルを大きくあおりながら、ゆっくり5速→4速→3速とシフトダウンしていましたが、
今回はスリッパークラッチを組込んでいますので、アクセルはあおらず一気に3速までシフトダウンしました。
それでもリヤタイヤはロックもホッピングもせず、安定して減速出来ました。
こりゃ楽だ!ブレーキングに集中出来る!
1コーナーを立ち上がり2コーナーを抜け3コーナー手前でブレーキング!
アクセルをあおらないまま4速→3速にダウン!
やはり、リヤタイヤは安定している・・・しかも
クラッチを滑らせリヤタイヤのロックを防いでいるにも関わらず、寝かし込み地点ではエンジンブレーキも利いていて乗り易い。
以前は少しでもリヤタイヤのホッピングを抑える為にアイドリングを2500rpmに高めて走っていたので
エンジンブレーキの利きが弱かった・・・
今回はホッピングを抑えるのはスリッパークラッチに任せて、アイドリングを1500rpmにして走行した。
エンジンブレーキの利き具合はコレくらいで丁度良いようです。
この後2周ほど走り、新たな走り方を試したくなった・・・
右コーナーの第一ヘアピンの進入時、その手前が左コーナーなので、切り返しながら、シフトダウン
しながらブレーキングと大変忙しく、頻繁にシフトダウンミスをしていた。
そこで切り返し直前の左にバンク中にシフトダウンし、エンジンブレーキを利用して切り返し、
ノーブレーキで突っ込もうと思った。
しかし、実際やってみると・・・
シフトダウンしたとたんリヤタイヤは大きくスライドしてしまう!
やはり、スリッパークラッチと言えどもバンク中のロックは抑えきれなかったようです。
スリッパークラッチを組んだから、いきなりタイムアップするのは難しいが、ミス無く安定したタイムで周回出来ました。
次回はYSP走行会でもう少しテストしてみようと思います。