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インナーシムKIT

XJR1300/1200用のインナーシムKITが完成したので製作中のレース用ヘッドに組付けました。
アップロードファイル 567-1.jpg

これでシム跳びのリスクが少なくなり、超ハイリフトのカムも組込み可能になります。
このエンジンにはWebcam製のレース専用カム(リフト量10.0mm)を組込みます。

このハイカムはベース円の径が2.5mmほど小さく、何だかの方法でバルブリフター位置を1mm強アップする事が必要です。
バルブシートカットでバルブを追込む方法もありますが、圧縮比調整の為にヘッド面研も必要です。
しかし、このエンジンには12.5:1の超ハイコンプピストンを組みこんでいてピストンヘッドとプラグ電極のクリアランスが狭く面研が出来ません。
そこで専用のインナーシムKITを製作しました。

アップロードファイル 567-2.jpg
バルブリフターを抜くと小さなインナーシムが入ってます。

ヨシムラ製・ミハラ製のカムに対応するインナーシムKITも近日完成!

YZF-R15にリヤキャリヤ

アップロードファイル 565-1.jpg

このYZF-R15・・・何が違うのか?

リヤキャリヤを製作しました!
アップロードファイル 565-2.jpg

通勤用にとの事でご成約いただいたのですが、荷物を積みたいがR15にはツーリングネットかける場所が無い・・・
リヤキャリヤの装着を依頼されましたが、ボルトオンの製品が無い・・・

と言う訳で私が作る事にしました。

フレームにはキャリヤを固定できそうにないので、タンデムシートマウントにしました。
アップロードファイル 565-3.jpg

これでも強度は十分だと思います。

ONE&TWOフェステバル’13春の大会

昨日、オートポリスでONE&TWOフェスティバル春の大会が開催されました。

私は毎回出場しているのですが、エントリーしているクラスが最高峰のエキスパートクラスなのでなかなか入賞できません。
最高3位です・・・
しかも今回、忙しくてほとんど練習できてない状態でした。


当店のチームはピット前にテントを張り、そこにバイクを並べました。
アップロードファイル 564-1.jpg アップロードファイル 564-2.jpg

ピットにバイクを入れてると観戦客は遠慮してピットに入って来られないので、こうする事で気軽にレーサーを見ていかれます。

まだ寒い8:30、予選スタート!
路面はウエット・・・
使い古しのボロボロレインタイヤを履いているので、ゆっくり安全に走りました。

予選結果、2分18秒701 12位

午後からの決勝はドライになると確信し予選終了後スグにスリックタイヤに交換・・・


13:05決勝開始に向けコースイン!
1周ウォームアップラップ後、スターテンググリッドにつきます。

4列目イン側・・・最悪、先頭が遠すぎる!


選手紹介の後、サイティングラップ開始。
1周してまたスターテンググリッドに停止・・・・全車そろってスタート!

見事に失敗・・・
中盤グループにのみこまれました。

3コーナーのブレーキングをギリギリまで遅らせ、数台パス!
更に第2ヘアピンのブレーキングでまた数台パス!

2周目、最終コーナーで4位まで上がり、3周目には3位・・・

2位を走るYZF-R1に追いついた!
2周抜けずに後を走ったが、その間にトップは逃げていく。
5周目第2ヘアピンブレーキングを遅らせパス!

トップを追撃開始!
アップロードファイル 564-3.jpg

最終コーナーを走りながら前を見ると、トップはゴールライン付近・・・

見えてはいる物の、2周で追いつける距離ではない。
しかし、何が起こるか分からないので頑張って走ります!


最終ラップには少し距離が縮まったけど、3秒差でゴール!
残念ながら2位でした。

アップロードファイル 564-4.jpgしかし、エキスパートクラスでは私にとって最上位ですので良しとしますか?

店に帰って、データロガーを解析してみました。
アップロードファイル 564-5.png
データロガーではベストタイム1'59.985
オートポリスの公式タイムは、2'00.016
公式タイムで2分切りたかったな~。
優勝した米田くんのタイムは、1'59.969
彼が、エキスパートクラスで初の2分切りをはたしたのです。

けど、区間ベストを繋いだ仮想ベストは、1’58.755

こんなタイムがXJR1200で出るのか?
理論上は可能なことが分かったので、秋の大会では58秒を公式に残し優勝する事が目標になりました。