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鈴鹿8耐

昨年に続き今年もYSPレーシングの鈴鹿8耐参戦は無いとの事だったのでがっかりしていました。
しかし、先月YSP Racing Team の中須賀克行選手がYAMAHA AUSTRIA RACING TEAMから出場するとのニュースが・・・

喜ばしい事ではあったが世界耐久選手権にフル参戦しているYAMAHA AUSTRIA RACING TEAMからの出場なのでYSPとは無関係だな~と思ってました。
しかし、鈴鹿8耐仕様のYZF-R1を見ておどろき!
”YSP”の文字が一番大きく露出しているではないか!
アップロードファイル 476-1.jpg

これで応援にもいっそう力が入ります・・・

YAMAHA AUSTRIA RACING TEAMは、YZF-R1に[がんばろう日本]のステッカーを貼付するので“日本人選手とともに走りたい!”といった中須賀選手にオファーがあったそうです。


中須賀選手談:
「3.11の出来事で自分の考え方は、全てリセットされました。被災された方々の苦悩を、自分でどう受け止めるべきか?自分で何が出来るのか?と考えたとき残った答えは「走る」ことでした。胸に刻み込み全日本JSBに参戦を決意しました。
そうした中、オーストリアのYART(YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM)から今年の8耐参戦へのお誘いをもらいました。聞けば「がんばろう日本」表示のカウルのYZF-R1で出場するので日本人と一緒に走りたいと。3.11以降の8耐は特別。僕はそのオファーを喜んで受け、YARTのライダーとして走ることにしました。YARTの8耐での課題は、世界耐久でのポイントを確実に稼いで帰ること。そして元気な走りを見せ、被災者をはじめ世界の人に元気と熱意を発信することでしょう。確実に最後まで走りきることこがミッション。僕の役目は、そのYARTをサポートすること、と言い聞かせています。
僕はJSBや8耐出場の経験もあり、鈴鹿の経験も少なくとも彼らより多い。でも今回の主体は、何といってもYART。僕がチームを引っ張るのではなく、チームの一員に徹したい。チームのYZF-R1は年間を通じ世界耐久を走る仕様なので、僕が全日本で使うYZF-R1とは、ずいぶん違っています。また3人で交互に乗る予定の耐久マシンは、良くも悪くも「オールマイティ・セッティング」のマシン。でも、そんなことは全然気にしていません。8耐を走りながら、大好きなバイクとレースを真剣に楽しみたいと思います。それを通じ、元気、勇気、生きる情熱をファンの皆さんと共有できればと思います。それが僕の今年の8耐への熱意です。
これからは事前テストの予定もあります。8耐ウィークまで、何度か、新しい情報を皆さんにお届けします。そして、もしよかったら鈴鹿に応援に来てください。ただ、そのときは、今までの価値観を一端リセットして僕たちの走りを見守りながら、一緒に楽しんでもらえればと思います。頑張ります。」

全日本では、ダンロップタイヤを履き参戦しているが、8耐ではYARTからの参戦なのでミシュランタイヤを使用する。
違うタイヤでどんな走りをするのかも見物です。

よーし、応援するぞ~!