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EC-03国交省で試乗会

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電動二輪、国交省で試乗会 ヤマハ発、好評に手ごたえ
フジサンケイ ビジネスアイ 10月16日(土)8時15分配信

 ヤマハ発動機は15日、東京・霞が関の国土交通省で、今月に全国発売したばかりの電動二輪車「EC-03」の試乗会を開いた。試乗会には同省職員ら約70人が参加し、スムーズで静かな走りに驚きの声も上がっていた。同車種は国交省の型式認証を受けている。

 試乗用に用意されたのは、ブラウンとホワイトの2台。同省の駐車場に特設のコースを作り、希望者にはヘルメットとグローブが貸し出されたが、昼時には順番待ちになるほどの盛況ぶり。試乗を終えた30代の男性職員は「静かなわりにパワーがある。“ミズスマシ”みたいに軽く、機敏に走る感じ。今後、利用が増えるのではないか」と性能に驚いた様子だった。

 EC-03は、リチウムイオン電池を搭載し、運転には原動機付き自転車の運転免許が必要。1回の充電(約6時間)で約43キロの走行が可能。一般的な原付きバイクに比べ、ランニングコストは5分の1程度に抑えられるという。走行時に二酸化炭素を排出しない環境性能も特徴の一つで、価格は25万2000円。

 同社が電動二輪車の新車種を発売したのは2007年以来だが、最新の電池を搭載したことで性能を大幅に向上させた。同社では「街乗りや業務用としても需要が広がってほしい」(広報)としている