先日、TMAX WGP50th Anniversary Editionが発表されました。
このモデルは、ヤマハ発動機がロードレースの世界最高峰であるロードレース世界選手権(WGP/現MotoGP)に初参戦し、今年で50周年を迎えたことを記念した特別仕様車。期間限定受注生産モデルとして2011年7月29日より発売します。(受注期間は2011年5月26日~8月31日)
「TMAX WGP50th Anniversary Edition」の特徴は、そのグラフィックにあります。5月17日に発表された、6月25日のオランダGP(アッセン)と7月24日のアメリカGP(ラグナセカ)を走る、MotoGPマシン/YZR-M1の「WGP参戦50周年記念スペシャルカラー」をモチーフとしました。
“スピードブロック”と呼ばれる赤と白のストライプパターンは、1970~80年代にWGPを席巻した、ヤマハのファクトリーマシンなどに採用されたグラフィック。その“スピードブロック”を中心としたスペシャルグラフィックを採用しました。
↑「WGP参戦50周年記念スペシャルカラー」を纏ったMotoGPマシン/YZR-M1(左)と、「TMAX WGP50th Anniversary Edition」(右)。M1に採用されたスペシャルデザインやカラーを、TMAXのボディに可能な限り再現しました。
詳しくはこちらhttp://www.yamaha-motor.jp/mc/lineup/sportsbike/tmax-wgp50th/
WGPを走るヤマハのファクトリーマシンに、赤と白のカラーリングや、スピードブロックグラフィックが採用されたのは1980年代頃まで。当時のマシンやライダー、そしてレース展開を、貴重な写真と解説文章で紹介している「WGP参戦50周年記念スペシャルサイト」http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/wgp-50th/を見ると、今日リリースした「TMAX WGP50th Anniversary Edition」へと続くヤマハのレーシングスピリットを知ることができます。